2011年教育実習生アンケートのレポート
2011年教育実習生
2011年6月に刀根山高校の教育実習に参加した、卒業生にアンケートの記入をお願いしましたので、レポートさせていただきます。 毎年の恒例レポートにしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
小鶴祐彬(こづるひろあき)さんのアンケートレポート |
■基本情報 ・卒業期:29期生 ・担当教科:公民科(倫理)
■自己紹介 刀根山高校29期生の小鶴祐彬です。本校(刀根山高校)を三年前に卒業させて頂いたのち、龍谷大学の哲学専攻で現在主に教育哲学を中心として勉強に打ち込んでいます。来年、或いはもっと先の将来には現在の刀根山高校の先生方と同じ教師という立場で帰ってくることが出来るように教職課程を鋭意取得中です。まだまだ若輩未熟の身でありますが、よりよい教師になれるようにこれからも精進していきたいと思っています。
■在学中のクラブ活動 ・本校在学時には『中国語サークル』の幽霊部員。 ・学校外では北千里体育館で『日本拳法』を習っていた。
■久しぶりの刀根山高校はどのような印象でしたか 相変わらず元気で、早朝の遅刻指導などに出ても挨拶もちゃんと返す子が多く、真面目だという印象を受けました。また授業開始の一分前に鳴るメロディが流れると、走って教室に向かう姿にはいい意味で「ヤンチャに成りきれないヤンチャさ」というものを見ているようで微笑ましいものがありました。
■高校時代に特に思い出になっていること やはり修学旅行が最も思い出に残っています。私は英語があまり得意な方ではなかったので、オーストラリアでは四苦八苦しながら買い物をしたことなどはいい経験になりました。
■刀根山高校、在校生・卒業生・同級生・担任の先生方、などへのメッセージ 高校生の時、私は勉強が大嫌いな生徒でした。それは自分が何故この高校という場で勉学をしなければならないのかが分からなかったからです。当時の私には、実際に生きていく上で決して必要とは思えない学問を学ぶ意味が理解出来なかったのです。 そんな思いを抱いたままいざ龍谷大学に合格して勉強してみると、なるほど高校時代の勉強というものは確かに必要だと気付きました。哲学の歴史は世界史と切っても切り離せず、また哲学者たちの思想にとって数学はなくてはならず、彼らの著作を読むには外国語が分からなければならない。そこで訳本に助けを求めても、正しく文章を読む力―――即ち国語力がなければ文章が理解出来ない。これらはすべて、本来なら高校時代にある程度は培われていなければならない力なのです。 私は大学生という立場になってみて、本当に自分の勉強したいことを目の前にして、初めて高校時代真面目に勉強しておくのだったという後悔を知りました。これは世の大学生たちの多くが思っていることだと思います。私はこの経験をただ「知った」ということで済ますのではなく、出来るだけ多くの生徒たちに早めに気付いてほしいと思っています。大学生活は実際にはたったの四年間しかありません。大学でしか勉強できないことがあるのに、入学してみると大学生活なんてあっという間に過ぎていきます。これからの将来、自分が勉強したくなった時に「~の時に勉強してたらなぁ」という後悔をする子どもたちを一人でも減らすことの出来る学校環境を作っていきたいと思います。
Noriko(ハンドルネーム)さんのアンケートレポート |
■基本情報 ・卒業期:ずいぶん昔です。年齢がばれてしまうので、内緒です。 ・担当教科:英語科
■自己紹介 企業研修講師、大学講師を経て、中学高校(中等教育学校)の教員になることが決まっています。教える実績だけはあるのですが、教員免許がないのでフルタイムで働きながら、現在取得中です。
■在学中のクラブ活動 フォークソングクラブ
■久しぶりの刀根山高校はどのような印象でしたか 昨年、教育実習の申し込みに訪れた際に、まず机と椅子が変わっているのに驚きました。昨年は夏服だったので、気付かなかったのですが制服も体操服も上履きも何もかも変わっているんですね。
■高校時代に特に思い出になっていること 在学中は、お昼休みに先生のところへ勉強を教えてもらいに行くことが普通で、いつもお昼ごはんは早弁していました。当時の先生方も、とても熱心に指導してくださっていたことが印象深いです。
■刀根山高校、在校生・卒業生・同級生・担任の先生方、などへのメッセージ (在校生へメッセージ)LHRで話したクラスもあるのですが、刀根山高校に帰ってきてすぐ体育大会があり、在学生のみなさんの一生懸命頑張る姿に感動しました。(何度も涙ぐんでしまいました。)私は英語科なので、英語の先生方の授業をたくさん拝見させて頂いたのですが、どの先生も教え方が抜群にすばらしいです。3年間先生方のご指導通り(体育祭で頑張っていたのと同じように)一生懸命勉強すれば、卒業するころにはものすごく力がつきますよ。ぼんやり授業を聴いていたらすごくもったいないです。しっかり勉強してください。3年生も、まだまだ時間はあります。今まであんまり勉強していなかった人もこれからしっかり勉強すれば大学受験に間に合いますよ。諦めないで頑張ってね!
■基本情報 ・卒業期:29期生 ・担当教科:保健体育科
■自己紹介 大阪体育大学の4回生
■在学中のクラブ活動 バトミントン部
■久しぶりの刀根山高校はどのような印象でしたか 生徒がとても大人しくなっていると感じた。 しかし、クラブ活動は相変わらず活発で、みんな、とても元気に挨拶をしてくれるので嬉しく、誇りに思いました。
■高校時代に特に思い出になっていること 体育祭のダンス!! 朝早くから、夜遅くまでダンスの練習をし、その時期はダンス一色の日々でした。
■刀根山高校、在校生・卒業生・同級生・担任の先生方、などへのメッセージ 保健体育科の先生方、大変お世話になりました。 内容の濃い3週間でした。立派な先生になり、いつか刀根山に帰ってきたいです。
■基本情報 ・卒業期:29期生 ・担当教科:保健体育
■自己紹介 現在、大阪体育大学4回生で、フィールドホッケーという新しいスポーツを大学から始めて頑張っています。
■在学中のクラブ活動 バトミントン部
■久しぶりの刀根山高校はどのような印象でしたか 個人個人で見ると生徒自体は大人しくなっている。が、行事、部活動などまとまりを見せるものでは、すごく元気さがあふれている。
■高校時代に特に思い出になっていること 部活動。毎日のように練習し、共に戦ったチームメイトとの日々はいつまでも思い出です。
■刀根山高校、在校生・卒業生・同級生・担任の先生方、などへのメッセージ 3週間は、私たち教育実習生にとってはあっという間でしたが、指導教論をはじめ、強化の先生、他の強化の先生にもお忙しい中指導していただくことができ、ありがとうございました。 また、刀根山の生徒は素直な子供ばかりで助かった部分はたくさんありました。 4年ぶりの刀根山高校は良い意味で変わってなくて良かったです。
一歩立ち止まって、同窓会
もくせい会会長 折田高志(17期生)
皆さまこんにちは、もくせい会会長の折田と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
この度、刀根山高等学校同窓会「もくせい会」は、Webサイトを刷新し、新たなスタートを切ることができました。ご理解とご協力を賜りました皆さまに、先ずは心より御礼申し上げます。
さて、時間がとても速く流れる世の中でございます。「10年ひとむかし」などという言葉すら時代遅れで、例えば携帯電話などは2年も買い替えないだけで随分と新しい機能が付いていることに驚かされます。
この様な時代ですから、皆さまを取り巻く環境も、ここ数年で少なからず変化があったのではないでしょうか。「同窓会」も同じでございます。
もくせい会はこの度、創立30周年を迎えました。「ひとむかし」前では考えられなかった形態があります。実際に逢わなくとも、Web上の掲示板で思い出を語り合うことができます。ブログは自然に待兼山の同窓を引き寄せてくれます。チャットならリアルタイムで距離を感じさせません。「会報誌」しかツールがなかったころからは想像もできなかった時代が、現実にあるのです。
しかし、私達は生身の人間ですから、やはり実際に逢って、対面し、お互いの表情・仕草を見て話し合うことに勝るコミュニケーションはありません。旧友と再会した時に流れる「時間」は、今流れている急流のようなものではなく、穏やかな、時には湖の如く止まっているかのような「時間」です。何物にも代え難い、素晴らしい宝物です。
私達もくせい会スタッフは、時代の恩恵に上手にあやかりながら、「逢う」ということを創造していく活動を目指します。
私事で恐縮ですが、30歳を超え、家業を継ぎ、結婚をして、日々の仕事に追われている、ごく平凡な人生を歩んでおります。皆さまもこの様な時代ですから、さぞお忙しくされていることと存じます。ですが、もくせい会がお声掛けした時は、どうか歩みを緩め、あの頃を思い出してください。皆さまに素敵な時間が流れますようお祈り申し上げますとともに、その空間を創造するために微力ながら努めますことをお誓い申し上げます。
先生・卒業生メッセージ掲載について
刀根山高校在任、転任されたの先生方、卒業生からのメッセージを掲載いたします。
刀根山高校関係者へのメッセージ、思い出、現在の自分などを掲載させていただきます。
卒業生であれば自分のお店、会社のなどの宣伝なども可能です。
掲載希望の方はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 お問い合わせはこちら
|